【KATOSHI】「縮毛ブリーチ」その強みに甘んじず、逆も売る挑戦者【HM MAISON】
「お客さまがブリーチをやめざるを得ないときに、人で選ばれるように。」
そう語るのは、東京原宿に拠点を構える若きスタイリスト、KATOSHIさん。圧倒的なブリーチ技術で知られ、24歳にして月間500万円超の売上を誇る注目株です。しかし、彼が目指すのは“ブリーチの人”という単一のイメージにとどまらない美容師像。その視線の先には、もっと広く深い未来があります。
強みを逆手にとる姿勢
「ブリーチといえばKATOSHIさん」――そう呼ばれることは誇りである一方、それだけでは不十分だと本人は感じています。
「いつかお客さまがブリーチをやめざるを得ないとき、技術だけの美容師なら選ばれない。だからこそ、縮毛矯正やナチュラルデザインにも力を入れているんです。」
強みに甘んじず、逆を学び、武器を増やす。その姿勢が、彼を“挑戦者”たらしめています。
Q&Aから見えるKATOSHIさんのこだわり
Q1. 自分の強みは?
「ブリーチによるデザイン力。お客様に似合わせながらも一歩先をいく提案ができることです。」
Q2. 弱みだと思っていたことは?
「縮毛矯正です。ずっと苦手意識がありました。でも今は、そこを克服することがお客様に選ばれる理由につながると思っています。」
Q3. ブリーチデザインのポイントは?
「色落ちの過程まできれいに見せること。退色しても美しいと感じてもらえることが、リピートに直結します。」
Q4. 選ばれ続けるための工夫は?
「流行を追うだけでなく、持続性を考えたデザインを提供すること。さらに、韓国や海外のスタイルも研究し、引き出しを広げるようにしています。」
美容師としての哲学
KATOSHIさんの根底にあるのは「人で選ばれる美容師になりたい」という哲学です。
技術や流行は常に変わっていく。しかし、美容師自身の人間力や存在感は、長くお客様を惹きつける。彼はそのことを深く理解し、日々のサロンワークに落とし込んでいます。
新しい時代の挑戦者として
「縮毛ブリーチの第一人者」であることに満足せず、あえて苦手だった縮毛矯正やナチュラルデザインに挑戦するKATOSHIさん。その姿勢は、美容師という職業が“技術だけでなく人で選ばれる時代”にあることを体現しています。
売上やSNSのフォロワー数を超えて、美容師自身の生き様が問われる時代。
KATOSHIさんは、その最前線に立ち続ける“Super Normal”な存在なのです。