2025/09/04

【清上桃華】韓国風レイヤーカットで心をつかむ【COTY】

韓国風スタイルを得意とし、月間400万円超の売上を誇る若きスタイリスト・清上桃華さん。彼女の武器は、徹底したトレンド研究とSNS発信力にあります。フォロワー数は年々増加し、その影響力はサロンの枠を超えて広がり続けています。

「トレンドは、待っていても降ってはきません。自分で学び、勉強して、やっとつかめるものなんです。」
そう語る彼女は、常に現地韓国のアイドルや女優の髪型をチェック。流行をいち早くキャッチして、自らのサロンワークに反映させています。その代表的なスタイルが“韓国風レイヤーカット”。入れすぎないレイヤーで顔まわりに動きを出し、ワンカールでも華やかに仕上がるデザインは、多くの女性から支持されています。0829140453_68b134f550eb7.png


Q&Aから見る清上桃華さんのこだわり

Q1. 韓国風レイヤースタイルのこだわりは?
「入れすぎないレイヤーで顔まわりに動きを出すこと。ワンカールやアレンジを楽しめるミニマムなレイヤーが人気です。」

Q2. SNSを通じて意識していることは?
「ただ作品を上げるのではなく、なぜそのスタイルがかわいいのかを言葉で伝えるようにしています。投稿の見せ方やタイミングも工夫し、ファンに“また見たい”と思ってもらえることを意識しています。」

Q3. トレンドにどうやって敏感でいる?
「常に現地の韓国アイドルや女優の髪型をチェックしています。トレンドは勉強しないと絶対につかめません。」

Q4. 次に推したいヘアデザインは?
「顔まわりの長さを調整してバングカット、ファー付きの小物やアクセで仕上げるスタイルです。ネオギャルっぽいファッションとも相性が良いと思います。」



SNS発信力と“ストーリー”の強さ

清上桃華さんのSNSは、ただのヘアカタログではありません。彼女が意識しているのは「なぜこの髪型が魅力的なのか」をきちんと言葉にして伝えること。その丁寧な説明は、フォロワーにとって“学び”や“納得感”を生み、投稿をただの写真ではなくストーリーとして感じさせます。

また、見せ方やタイミングにこだわることで、ファンに「次も見たい」と思わせる。そうした小さな積み重ねが、大きな信頼へと繋がっているのです。



自分らしく生きる時代の道しるべに

いま、美容師たちの働き方や価値の置き方は大きく変わっています。売上や数字だけを追い求めるのではなく、「どう表現するか」「誰に届けるか」が重要になっている時代です。

清上桃華さんはその象徴とも言える存在。彼女は自分の感性を信じ、トレンドを学び続け、SNSで世界観を発信しながら、自分らしい美容師としての道を切り開いています。

「Own it. Be “Super Normal”.」
その言葉どおり、自分らしさを堂々と掲げ、個性を武器にすること。清上桃華さんの姿は、これからの美容師にとっての新しいロールモデルであり、時代を照らす道しるべなのです。


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